こんにちは! 凡人サラリーマンのゆういちです!
今日は、住宅購入を考え始めたときに、住宅ローンの仮審査に落ちた話を書きたいと思います。
(もちろん、今は無事住宅ローンを組んで、住宅購入済です)
本記事の結論
「住宅ローンを利用して住宅購入する際は、期間(住宅購入までの期限)に余裕をもっておくこと、落ちても決して諦めないこと」
戸建て探し
今から約6年前、妻と「そろそろ家買いたいよね~、戸建て欲しいよね~」と話をしていたら、翌日から妻が早速スーモなどのネットで調べはじめました。
私もネットで調べ、購入予算4千万以内を目安に、目ぼしい物件をいくつかピックアップした後、不動産会社に連絡。
不動産会社の営業担当者と打合せをしながら、ピックアップした物件に加え、不動産会社で用意してくれた物件も内覧含めてチェック。(5~6件を内覧するのに2日程度かかったと思います)
ここでわかったこと。
- 購入予算では希望の立地にはまともな土地、家が買えないこと(最低でも5千万は必要)
- ネットの情報は、売れ残りもしくはツリ物件が多いこと
- どの不動産会社でも持っている物件情報は一緒であること
など。
ネットで探した物件は問い合わせてもほとんど売れておりましたし、残っている物件もそれなりに理由がある物件ばかりでした。(道路幅が極端に狭かったり、駐車しにくかったり)
ゆういち家としては、長男が小学校に入るまでに購入できれば良く(転校させたくなかったので)、ゆっくり探そうと思っていたのですが、自分がいくらまで住宅ローン審査に通るのか、確認しておきたかったため、4千万で事前審査を依頼することに。。。
ちなみに、住宅ローン審査は、事前審査と本審査の2段階審査となっており、まずは事前審査を通過しなければ本審査を受けることが出来ません。しっかりと返済能力があるかどうか、金融機関がチェックし、当然ながら返済能力なしと判断されればローン審査はおりず、住宅購入をあきらめることになります。
住宅ローン審査
お世話になっている不動産会社の提携銀行が三井住友銀行、三菱UFJ銀行であったため、この2行に事前審査を依頼しました。
不動産会社の営業担当者に教えてもらいながら書類に記入し、源泉徴収票などを提出し、郵送。
約1週間ほどでしょうか、不動産会社の営業担当者からローン審査の結果が出たので来店してほしいと連絡が来ました。
多少ドキドキしていたものの、
- 大手企業のGr会社である
- 審査金額4千万に対する年収比率も若干割合が高いものの問題なし
- 自動車など他ローンは無し
- 携帯代の延滞実績もほぼ無し
という状態であったため、問題なく審査はおりるだろうと思っておりました。審査依頼時は不動産会社の営業担当者も同じ認識でしたが。。。。
不動産会社の営業担当者経由で告げられた結果は、、、、
審査落ち!!!!
え~~~!!??
なぜ?落ちた理由は何でしょう?と聞いても、銀行側が理由を開示しないため不明とのこと。
おそらく、以前何かの支払い延滞実績があるのではないか?とのこと。
以前、携帯料金の支払が引き落としできなかったことが1~2回あったような気がするけど、それだけで落ちる??
そこでその営業担当者の上長である店長が出てきて、一言。
「審査に落ちてしまったのは非常に残念です。原因を突き止めて対処するしかないのですが、支払い延滞実績があったり、その他問題がある人というのは、性格的な問題というか、改善するのが中々難しいんですよね」
はあ!?
いや、私が悪いんですよ。何か原因があるために審査落ちしているわけですから。
でも、ものすごく腹が立ちました。だったら改善しますよ!改善してから、別の不動産会社から購入してやる!(とは言えませんでしたが、心の中で怒鳴りました)
ここから1年間、住宅ローン審査合格に向けた静かなる戦いが幕をあけます。
原因の追究
まずは銀行がどのような情報をみて審査をしているのかを調べたところ、
全国銀行協会
JICC
CIC
これら3つが主体であることが分かりました。
ということは、この3つに登録されている私の情報を確認し、原因を突き止め、対処することが必要になってきます。
全国銀行協会
一般社団法人全国銀行協会、略称「全銀協」といい、ほぼすべての国内の銀行が加盟しているそうです。
本人情報の開示依頼は以下ページで確認しながら行いました。郵送のみ受付です。
本人開示の手続き | 全国銀行個人信用情報センター | 一般社団法人 全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)
必要書類は
登録情報開示申込書(上記から入手)
1000円分の定額小為替証書(郵便局で購入)
本人確認資料2種類(私は、運転免許証と健康保険証を提出しました)
必要書類を郵送し、1週間ほどで開示報告書が送られてきました。
開示報告書を確認すると、、、
特に問題なし!!(当時は本当にドキドキでした)
JICC
株式会社日本信用情報機構、略称はJICC
消費者のクレジットやローン利用に関する信用情報の収集・管理・提供・開示を行っている信用情報機関です。(CICとは加盟している金融機関が若干異なります)
こちらも開示依頼するため以下ページで確認しながら行いました。スマホでも出来るようですが、私は郵送で行いました。
必要書類は全銀協と同じで、
信用情報開示申込書(上記から入手)
1000円分の定額小為替証書(郵便局で購入)
本人確認資料2種類(私は、運転免許証と健康保険証を提出しました)
必要書類を郵送し、1週間ほどで開示報告書が送られてきました。
開示報告書を確認すると、、、
特に問題なし!!(全銀協と同様に本当にドキドキでした)
CIC
株式会社シーアイシー
消費者のクレジットやローン利用に関する信用情報の収集・管理・提供・開示を行っている信用情報機関です。(JICCとは加盟している金融機関が若干異なります)
こちらも開示依頼するため以下ページで確認しながら行いました。
インターネットで開示する|情報開示とは|指定信用情報機関のCIC
クレジット契約で利用した電話番号から指定の電話番号にかけて、受付番号取得後、開示情報の閲覧が可能となります。
複数の電話番号でクレジット契約している場合は、すべての電話番号で対応する必要がありますが、幸いにも、私は一つの電話番号だけでした。
開示報告書を確認すると、、、
2003年10月に「A」という記号がありました。
これは「支払い延滞」があったことを意味します。
はい、住宅ローン審査落ちの原因は絶対これだ、とその時確信しました。
支払延滞を発生させてしまった経緯
CICの開示報告書で支払い延滞が判明したわけですが、なぜ2003年に発生したのか、そして10年以上前の情報がなぜ今も残っているのか、書きたいと思います。
まずは2003年に発生した経緯について、当時、私は大学生で、付き合っていた彼女(妻とは別の方です)がいたのですが、ある日彼女の家で遊んでいたところ、テーブルの上に置いてあった彼女のパソコンに誤ってコーヒーをぶっかけてしまったのです。
案の定、パソコンは起動しなくなりました。まだ付合いたての頃でしたので、彼女のためにどうにかしなければ!という強い思いから、同じもの買ってあげるよ!と軽く言ってしまいました。お金ないのに。。。
さっそく量販店で価格を確認してみると、15万円。。。
バイトしていたものの、15万をすぐ用意できるはずもなく、、、、親にも借りるわけにはいかないし、、ゆういちは考えました。
何日も考えて考えて、出した結論が、「消費者金融で借りること」でした笑
・・・・・・・・・、
おーい!!!! ばかやろう!! なぜその結論に至った!? クレジットカード作って分割払いすれば良いじゃん! というか、親から借りれば良かったじゃん!?
今では、本当に考えられないくらいありえない選択です。
でも、その時は最良の選択(だと思っていた)だったのです。無知って本当に怖いですよね。。。
当時住んでいた場所の最寄り駅にあった消費者金融にて、カード作成して、無事(?)借り入れることが出来て、パソコンも買い、彼女を安心させることが出来ました。
ここから、毎月一定額を返済していくわけですが、なぜか途中で追加で数万借り入れてしまったり、紆余曲折あったものの、2年くらいでしょうか、追加借入分含めて返済完了して、私自身もようやく安心することが出来ました。
ここで時間軸を2015年に戻します。
CICに支払い延滞の情報がまだ残っていることに疑問。
確か、開示報告書の掲載対象期間は5年間。住宅ローン審査に落ちたのは2015年、延滞実績は2003年、ということで10年以上あいています。
何でだろう。。と開示報告書の掲載対象期間を再度見てみると、「契約期間中もしくは5年間」とありました。
そうなんです、消費者金融からの借り入れは完済済でしたが、「契約は解約されていない」ことにここで気が付きます。
おい、解約していないのかよ!昔のゆういちよ、なぜにお前はそれほどまでにバカなんだい?
ということで、即、解約しました。
解約しても、1年間は情報として残り続けるらしいので1年後に再度確認。
解約後の1年間、本当にストレスがたまりました。この「A」というたった一つの記号を無くすためにひたすら耐えたこと、また家賃や携帯代などの他のローンでは延滞は絶対しないと誓い、それを守り続けた結果、CICの信用情報から晴れて「A」が無くなりました!!
念のため全銀協とJICCも同じタイミングで確認しました。(もちろん問題無し)
まとめ
今回事案について、約6年前のことであり、資料もほとんど残っておらず、思い出しながら書きましたので、細かいところで一部誤っている部分もあるかもしれません。
ただ、
- 住宅ローン審査に落ちたこと
- 落ちた後に「全銀協」「JICC」「CIC」の信用情報を入手したこと
- 審査落ちの原因であった消費者金融を解約したこと
- 1年間耐えたこと
これらは間違いありません。
もし、支払延滞があった場合は、それらの情報が消えるまでに1年はかかりますので、住宅ローンを検討されている方は、本当に購入が必要な時期まで1年以上余裕を持って、ローン審査を受けることをお勧めします。(自分は大丈夫だと過信せずに)
では!
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